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株式会社TBSアクト 字幕制作部 字幕放送の現場で活躍する Realforce キーボード

TBSアクト

地上波デジタルテレビ番組の音声をリアルタイムで文字情報として表示する字幕放送。テレビのリモコンの「字幕」もしくは「字幕放送」ボタンを押すことで、字幕放送を楽しむことができます。その字幕を制作しているのが、株式会社TBSアクト字幕制作部です。すばやいタイピングと正確性が必要となる字幕放送の制作現場では、担当するオペレーターはタイピングのトップクラスの実力を誇るエキスパート集団と言えます。そのエキスパートが文字入力で必須と考えているのが、東プレの Realforce キーボードです。TBSアクト字幕制作部で使用しているキーボードはすべて Realforce であり、字幕制作を担当している社員のほとんどが個人的にも Realforce を使用していると言います。そこで今回は、字幕制作のトップランナーである熊谷氏と村山氏に Realforce を選んだ理由や字幕制作での利点などを聞いてきました。
ちなみに熊谷氏と村山氏は、タイピング日本一を決める大会である「Realforce Typing Championship」に出場しており、共に好成績を残しています。特に村山氏は第1回〜第4回大会に連続で優勝しており、圧倒的なタイピング力を誇っています。

タイピングのエキスパートが集まるテレビ用字幕制作の現場

左:村山氏 右:熊谷氏
TBSアクト字幕制作部 ステーション本部字幕制作部所属

現在テレビ放送ではリアルタイムで音声データを字幕にする字幕放送用の字幕制作と、テレビ番組の効果として使用される字幕制作の 2 種類があります。熊谷氏や村山氏が行っているのは、リアルタイムの字幕放送制作。字幕放送枠に合わせてシフトが組まれ対応しています。字幕放送の字幕を担当できるのは、速さと正確性を兼ね備えたエキスパートのみで、タイピングを必要とする職場の最高峰のひとつと言えるでしょう。

村山氏 字幕放送は、聞いた言葉をそのまま打つので、高速でタイピングができる人が担当します。それでも、ひとりではどうしても無理があるので、3 ~ 4 人くらいのチームでひとつの番組を担当しています。特に出演者が同時に会話をするような場面だとチームで行う必要がありますね。

熊谷氏 「ラヴィット!」という番組は笑いのスピード感を伝えるために、芸人さんのボケはなるべく速く打つようにこころがけています。

高速かつ正確なタイピングが必要となる字幕制作の現場であるTBSアクト字幕制作部では字幕制作で使用されるキーボードに、Realforce が採用されています。

熊谷氏 前身の会社の時から Realforce が使われていました。当時は字幕制作の担当は外注のフリーランスの方でしたが、後に社内のスタッフで構成される字幕制作部が行うようになりました。その時、打鍵の速い人たちをスカウトしてきたのですが、全員が Realforce を推しており、社内で使用するキーボードとして Realforce を採用することになりました。

字幕制作の現場で活躍している Realforce キーボード

秋葉原でたくさん試打した中で選んだキーボード

仕事で Realforce を愛用している熊谷氏と村山氏ですが、ふたりと Realforce の出会いは入社前から。村山氏が中学生の頃から、熊谷氏が短大生の頃から使用しています。

村山氏 小学生の頃からタイピングをやっていて、はじめの頃は PC に付属しているキーボードを使用していました。中学生になった時にタイピングゲームで知り合った熊谷さんにお願いして秋葉原に連れて行ってもらい、キーボードを見て回ったんです。店頭でいろいろタイピングしてみて、打鍵感が軽く、使いやすそうだった Realforce を選びました。

熊谷氏 私の周りでタイピングをしている人から Realforce の存在を聞いており、ずっと気になっていました。店頭で触ってみて打ちやすさに感動し、ちょっと高過ぎ?と思いましたが、なんとかバイト代で購入しました。

字幕制作は速さを求められていますが、それと同じくらい、文字入力数が多いのが特徴です。字幕は話し言葉なので、書き言葉以上に打つ文字数が多くなります。その為、使用するキーボードには耐久性も求められています。

村山氏 持ち運ぶには重いのですが、打っている時は安定してくれるので、打鍵も安定します。個人所有のものは何度かお茶をこぼしてしまったことがあるんですが、未だに使えています(笑)。結構、他社の高めのキーボードでも使っているとキーキャップが飛んで行ってしまうこともあるんです。Realforce ではそういうことが一度もないですね。

熊谷氏 長年使っており、会社の備品として何台も購入していますが、どれも壊れないんです。タイピングを始めた頃に別のキーボードを使用したことがあるんですけど、すぐに壊れてしまいました。先ほど話をしたバイト代で購入した Realforce は今でも現役で使っています。

会社でも自宅でも使用したくなるデザインと打ちやすさ

リアルタイムで聞いた言葉を文字として入力するので、打鍵の静かさも魅力とのこと。キーの印字も長い間使用しても消えることがなく、しっかりと視認できるのも、Realforce を選ぶ理由のひとつだそうです。

村山氏 入社するまでタイピングをあまりしたことがない人が、しばらく経ってみたら、Realforce の打ちやすさに感動し購入していたので、触れる機会があればもっと多くの人が Realforce を選ぶのでは?と思います。

熊谷氏 会社では Realforce を備品として使用できるのですが、個人で購入し、それを使用する人もいます。私も先日、初音ミクとのコラボの「Realforce GX1 キーボード」を購入して使っています。モデルによって違う感覚で打てるので、気分転換で変えることがありますね。新しいキーボードを使うと気分も上がりますし。GX1 キーボードではキー毎の割当変更の自由度が高くなったので、キーの変更もするようになりました。キーボード本体に変更内容が保存されるので、毎日作業場所が異なる私にとって、都度設定しないで使用できて非常にありがたいです。

2024 年に数量限定で販売された「Realforce × 初音ミク GX1 Keyboard

打鍵のしやすさと安定性。さらに静音設計と耐久性を兼ね備えた Realforce は、長時間の使用でも疲れを感じにくい。1日中、キーボードを打ちまくる字幕制作においては、まさに必須の1台だと言えるでしょう。